アンコールクッキーから農業に転身した『マダムサチコ』の カンボジア日記

カンボジア、世界遺産アンコールワットのある町シェムリアップで、カンボジアの女性たちの雇用の場を作ろうという想いから、2004年にお土産物屋『アンコールクッキー』を創業。12年間にわたり社長として事業を牽引し年商3億円の事業に発展させる。2016年にアンコールクッキー社の体制を変更し、新経営陣に運営を託し、新たな夢へ挑戦中。アンコールクッキーの原材料をカンボジア国内に追い求める中でたくさんの農家の人たちと出逢い、カンボジアの農業がなぜ魅力的な産業になれないのか、なぜ私たちの食を支えてくれている農家の人たちが選択肢のない貧しい生活を強いられるのか、カンボジアの主産業である農業をもうかる産業にできないのかという想いがわいてきて、40ヘクタールの農園をシェムリアップ近郊に所有し、農業の6次化によって出稼ぎにでなくても生まれ育った村で家族と共に暮らせる幸せを実現できる村づくりを目指して奮闘中。シェムリアップ暮らしも早18年目。すっかりカンボジア感覚になっている日本人の目線で、カンボジアからフレッシュな情報とカンボジアの日常をつづるブログ。

2014年07月

カンボジアでは結婚式とかパーティーとかの招待状を配る時に郵送という手段は使われない。
Eメールでもなく、郵送でもなく、電話でもなく、ご招待する方々一人一人に手渡しをするのが礼儀。

うちの10周年パーティーの招待状もシェムリアップにいる方達にはもちろん手渡し。
ここ数日は町を徘徊する日々。
大変なことではあるのですが、普段なかなか会えていない友人と久しぶりに会えたりしていいことも多い。

今日もカンボジアに来たばかりのころからの15年来の友達に招待状を渡しに。
カンボジア来たばかりのころ、右も左も何も分からない、何も知らなかった私は本当にカンボジアの人達にとてもお世話になった。彼もそのうちの一人。
お互い15年前のあの頃はまだ20代で、お互い駆け出しで仕事しててって感じで。でも今はお互い独立して会社をもった。彼のやっているビジネスは発想がいつもとても面白い。

今日も会った瞬間に今抱えてる仕事の案件とか考えてることとかをがーって話しだして、あっという間に1時間。
最終的に今後会社をこうやっていきたいんだよねっていった彼の言葉が、今私が思っていることと全く同じで、何だか笑ってしまった。行きつくところは・・・。。。
こうやってたまにでいいけど、懐かしい顔とあって、昔話と今の話とこれからの話ができるっていいな。
過去を懐かしむ昔話だけで終わるんじゃなく、未来という不確かな夢物語だけじゃなく、今を一緒に語れるっていいな。

26歳だった自分をちょっと想い出して、また今日も1日やったるぞって思ったそんな日でした。

カンボジアの季節は大きくわけて2つ、雨季と乾季があります。
雨季はカンボジア正月が終わり少したった5月くらいから10月くらいまで。
7月の今は雨季真っただ中。

今日は夕方ファームに行って、新しく植えたバナナの苗の様子をチェック。
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大地から新しい生命が芽生えている姿には本当に感動をおぼえる。
土と水と太陽、そして土の中にいるたくさんの微生物が新しい命を支えてくれているんだなと。
私達人間の力の及ばない地球の大地の力が新しい命を生み出す。

道端の小さな花とミツバチ

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さっきまで真っ青な空だったのに、突然真黒な雲が近づいてきてものすごい風と雨のスコール。
道端の植物を観察しながらのんびりムードで歩いていたのが一転、真っ黒い雲に追いかけられて小屋まで猛ダッシュ!!
こんな時だけは、小、中、高、大学まで体育会バスケ部で鍛えられていたことに感謝。
あの頃毎日フットワークで走らされていた甲斐があった。
誰よりも早く小屋に到着。っていうか、カンボジア男子って木のぼりとかは得意だけど走るのは
結構遅い?!

まぁ、どんなに走って小屋に逃げ込んでも、屋根しかないほったて小屋では結局びしょぬれ。
でも大笑いしながらみんなで雨の中を猛ダッシュするのが楽しかったりする。

雨季は夕方じゃなくて午前中にファームに行くにかぎる。





8月10日のアンコールクッキー10周年イベントにはたくさんの子供たちに集まってもらって
クッキーを食べたりアイスクリームを食べながら楽しい時間を過ごしてもらいたいなぁと思っています。

イベントの一つにクッキー作りコーナーがあります。
当日の混乱するだろうことを想定し、スムーズな流れを考えるために、社内託児所の子供たちで予行演習を行いました。


28JUL2014 No2


準備の段階で、テーブルの高さはどのくらいがいいのか、スペースはどのくらい必要か、などなど色々と意見がでてきましたが、一番おもしろい!!と思ったのが、クッキー生地をのばすための麺棒。

通常うちの工房で使っている麺棒はかなりの重量と太さがあるので子供が持つには無理。
今回のイベントで子供たち用に小さい細い麺棒が必要だよねということになりました。
私が思いついたのは木で麺棒を作ってもらう、もし時間的に間に合わないのならタイか日本で
購入する。

スタッフからは『竹を使えばいいんじゃない?もともと丸いから作る手間がない』というアイディアが。
そしてあっという間に竹にビニールシートを巻きつけて麺棒の完成。
予行演習当日、子供たちは竹製の麺棒で楽しそうにクッキーを作っていました。


28JUL2014


8月10日はたくさんの子供たちに楽しんでもらいたいなと思います!!






〜およそ事業は社会多数を益するものでなければならない。
  その経営者ひとりがいかに大富豪になっても、そのために社会の多数が
   貧困に陥るようなことでは正常な事業とは言われぬ。
    その人もまたついにその幸福を永続することができない。〜


カンボジアでビジネスをしていてよく質問されるのが、『異国で一人で頑張り続けられるモチベーションをどう
維持しているのか?』。

モチベーションをいかに維持するかを自分で考えたこともないし、特別なことは何もないけれど、誰かの役に立つ、社会の役に立って生きられている、何より自分自身が生かされて生きていると感じられるからここにいるのだと思う。
ヒトに必要されているということほど、自分自身が生きている価値を感じられることはないと私は思う。

私のことを社会起業家とかって呼ぶ人がよくいるけれど、私自身が『私は社会起業家です』と名乗ったことは一度もない。
事業をやるということが社会にとって意味のあることだと思っているから、社会起業家と起業家の違いが分からないし、違いがあるとも思えない。
事業を興し、雇用を生み出し、新しい商品やサービス、技術を生み出すこと。すばらしい社会への貢献だと思う。そしてその会社に関わる人が幸せになればさらに素晴らしい。
事業と言うのは、社会多数を益するものになれる存在でなければならない。
その精神を忘れた事業はどんなに一時的に儲けたとしても永続性はないのだと思う。

次世代にも続く持続可能な社会を作っていく、次の10年そんな生き方をしたいなと、会社の10周年記念を前に思う日々。


2年前に作ったアンコールクッキー紹介ビデオ。
これを10年後の2024年に見たらどんな気持ちになるんだろう。



今の自分が抱いているこれから10年かけてやろうとしているプロジェクト。
2024年に今イメージしているような形にしていくために、この10年思いっきり走り続けよう。


2004年4月にANGKOR COOKIESをスタートして今年で10周年を迎えました。
シェムリアップの町でたくさんの人に支えられて10周年を迎えることができ、皆さんへの感謝の気持ちを込めて
8月10日(日)にアンコールクッキー10周年感謝イベントを開催します。


ポスター


カフェプカプカ特製のジュースやアイスクリーム、アンコールクッキーや全種類のクッキーを無料で子供たちにご提供します。
クッキー作り体験、プロサッカー選手によるFOOT BALL ゲーム、アンコールクッキーの新キャラクターのダンスパフォーマンスなどなど、楽しいイベントがたくさんです。ぜひ遊びに来てください!!

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