シェムリアップ州知事の号令でシェムリアップのRED CROSSメンバーが晩さん会に招待されました。
ホテルのボールルームにシェムリアップの実業家や政治家、政府関係者などが顔をそろえました。
こういう席は正直言って本当に苦手です、苦手というか好きじゃない。
贅沢な会場で贅沢な食事やお酒を楽しむお金があるならば、もっと他に有効に使う手段があるのでは?と思ってしまう。
ちょうどつい数日前に同じアジアの国、ネパールで大地震が起き、たくさんの人が被災して大変な状況の中にいるのに、こんなところで贅沢な食事を楽しんでいていいのか?と思ってしまう自分がいる。
もちろん、自分がパーティーを欠席したところでネパールの被災者の方たちの状況は何も変わらないこともよくわかっているのだけれど。
ただカンボジアの社会で外国人である自分が受け入れてもらうためには、こういったところに顔を出して人脈を作っていくことも必要なことだとものすごく理解しています。カンボジアでビジネスをさせていただき、ここで働き暮らしていくことを受け入れてもらえるよう少しでもこの社会に役に立つことが大切だと思っています。
一人ではできないことも、大きな力になれば実現できるということもたくさんあり、人とのつながりをなくして生きていくことはできないなと思います。
もちろんひとりだから成し遂げられることもあるし、すべてにおいてプラスもありマイナスもあるということ。
晩さん会では、2015年度の個人の寄付金額がひとりひとり発表されました。誰がいくら寄付金をだしたのかが発表されるのです。カンボジアならではだけれど、そういうことがカンボジアではよしとされていて、お金を出した人への敬意になるらしいし、それによってお金を出した人が気分よくなって名誉と感じて、さらに来年も寄付をだそうって思えばそれはそれでいいのだろうな。と思います。
以前の私は、寄付とか慈善活動というのはひっそり黙ってやればいいとずっと思っていました。自分がやっていることを人様に伝えるのは恥ずかしいことだと。
でもあるときスタッフからマダムサチコがカンボジアのためにお金をだしてくれたり、社会に貢献していることをみんなが知ることが自分たちにとってはとても嬉しいし名誉なことなんだと言われました。
自分はひとりではなく、一緒にいるスタッフたちがいてのアンコールクッキーのオーナーなんだなぁと、あたりまえのことかもしれませんが、スタッフの言葉によって気づかされました。
ボランティアとか慈善活動なんて自分の自己満足にすぎないでしょう、と思っていて、自分と共に働いてくれているスタッフ達の喜びになるということに気付いていませんでした。
今でも自分たちの活動を表彰されたりするのはなんか違う・・・という違和感は否めませんが、カンボジアの社会で受け入れてもらい、今後も活動していく上では大切なことなのかなと少しずつですが、意固地な私も思えるようになってきています。
今回晩さん会に出席して嬉しかったことは、カンボジアの赤十字がネパールに100,000ドルの支援金を送ることを決めたというニュースを聞けたこと。
そして、16年前にカンボジアにやってきたばかりの頃知り合った同年代の仲間たちに何人も晩さん会の会場で会えたこと。あの頃はみんな若くて駆け出しでお金もなかったのに今こうやってそれぞれ事業をおこし、こういう場で会えて一緒に語れることは本当に幸せなことだと思いました。
よく、カンボジア人はもらうことばっかりで自分たちで何もしない、支援慣れしているという声をききます。もちろんそういう面もあるかもしれませんが、支援をすることを喜びに感じている側がいるというのも事実だと思います。
そしてカンボジアにもたくさんの心ある人たちがいて、自国のために地域社会のために貢献している人もたくさんいるということを知ってほしいなと思います。
ホテルのボールルームにシェムリアップの実業家や政治家、政府関係者などが顔をそろえました。
こういう席は正直言って本当に苦手です、苦手というか好きじゃない。
贅沢な会場で贅沢な食事やお酒を楽しむお金があるならば、もっと他に有効に使う手段があるのでは?と思ってしまう。
ちょうどつい数日前に同じアジアの国、ネパールで大地震が起き、たくさんの人が被災して大変な状況の中にいるのに、こんなところで贅沢な食事を楽しんでいていいのか?と思ってしまう自分がいる。
もちろん、自分がパーティーを欠席したところでネパールの被災者の方たちの状況は何も変わらないこともよくわかっているのだけれど。
ただカンボジアの社会で外国人である自分が受け入れてもらうためには、こういったところに顔を出して人脈を作っていくことも必要なことだとものすごく理解しています。カンボジアでビジネスをさせていただき、ここで働き暮らしていくことを受け入れてもらえるよう少しでもこの社会に役に立つことが大切だと思っています。
一人ではできないことも、大きな力になれば実現できるということもたくさんあり、人とのつながりをなくして生きていくことはできないなと思います。
もちろんひとりだから成し遂げられることもあるし、すべてにおいてプラスもありマイナスもあるということ。
晩さん会では、2015年度の個人の寄付金額がひとりひとり発表されました。誰がいくら寄付金をだしたのかが発表されるのです。カンボジアならではだけれど、そういうことがカンボジアではよしとされていて、お金を出した人への敬意になるらしいし、それによってお金を出した人が気分よくなって名誉と感じて、さらに来年も寄付をだそうって思えばそれはそれでいいのだろうな。と思います。
以前の私は、寄付とか慈善活動というのはひっそり黙ってやればいいとずっと思っていました。自分がやっていることを人様に伝えるのは恥ずかしいことだと。
でもあるときスタッフからマダムサチコがカンボジアのためにお金をだしてくれたり、社会に貢献していることをみんなが知ることが自分たちにとってはとても嬉しいし名誉なことなんだと言われました。
自分はひとりではなく、一緒にいるスタッフたちがいてのアンコールクッキーのオーナーなんだなぁと、あたりまえのことかもしれませんが、スタッフの言葉によって気づかされました。
ボランティアとか慈善活動なんて自分の自己満足にすぎないでしょう、と思っていて、自分と共に働いてくれているスタッフ達の喜びになるということに気付いていませんでした。
今でも自分たちの活動を表彰されたりするのはなんか違う・・・という違和感は否めませんが、カンボジアの社会で受け入れてもらい、今後も活動していく上では大切なことなのかなと少しずつですが、意固地な私も思えるようになってきています。
今回晩さん会に出席して嬉しかったことは、カンボジアの赤十字がネパールに100,000ドルの支援金を送ることを決めたというニュースを聞けたこと。
そして、16年前にカンボジアにやってきたばかりの頃知り合った同年代の仲間たちに何人も晩さん会の会場で会えたこと。あの頃はみんな若くて駆け出しでお金もなかったのに今こうやってそれぞれ事業をおこし、こういう場で会えて一緒に語れることは本当に幸せなことだと思いました。
よく、カンボジア人はもらうことばっかりで自分たちで何もしない、支援慣れしているという声をききます。もちろんそういう面もあるかもしれませんが、支援をすることを喜びに感じている側がいるというのも事実だと思います。
そしてカンボジアにもたくさんの心ある人たちがいて、自国のために地域社会のために貢献している人もたくさんいるということを知ってほしいなと思います。