2004年4月に小さな一軒家のキッチンからスタートしたアンコールクッキーに区切りをつけ、新しいスタートを切ることにいたしましたことをご報告いたします。
昨年2016年6月1日から新しい経営陣を迎え、新たなアンコールクッキーとしてスタートし、私は経営からは離れ、アドバイザーという立場でアンコールクッキーに関わってきましたが、2017年4月30日をもちまして、アドバイザー職からも降りることになり、アンコールクッキーからは引退いたしました。
13年間アンコールクッキーを通してたくさんの方と出会い、たくさんの方に支えられて、ここまでやってくることができました。
特にシェムリアップの旅行会社の方々、シェムリアップ在住のたくさんの友人たちにはクッキーの創業の頃から同士のようにたくさんのアドバイスやサポートを頂きました。
皆様に育てていただいて今日までやってこられたことを心から感謝しております。この場を借りて皆様に心からお礼申し上げます。
アンコールクッキーは自分にとっては我が子のようなもの。
12年間、親としてクッキーに関わってきましたが、そろそろ子離れする時がやってきたのだと思っています。
数年前からの会社経営についての悩みが、この先のクッキーの目指す場所、ビジョンが見えなくなってきたことでした。
クッキーをこの先も継続し繁栄させていくためには、将来のビジョンの描けない私がトップにいては衰退していくだろうという危機感を感じていました。
大切なことは何か?本質は何か? いつも選択を迫られたときに自分自身に問いかけます。
大切なことはスタッフが安心して働ける会社が存続していくこと、クッキー社が繁栄していくこと。
創業者であるマダムサチコが会社にいることではなく、新たなステージにクッキー社を押し上げていける力のある人がトップに立つことが大切であると。
そして、数年かけてクッキーの次のステージを創ってくれる経営者を探し、ご縁あって今の経営陣に出会いました。
昨年6月の新体制スタートから、新たなブランドを立ち上げ、新たな商品や新たなマーケットに果敢に挑戦しているパワーは私にはないものであり、アンコールクッキーが次のステージへ上がっていくのだなと確信しています。
アドバイザーとしての任務が4月30日で終わり、私は社外の人間にはなりましたが、アンコールクッキー社がこれからも地域社会に愛され、お客様に喜ばれる商品を作り、スタッフが活き活きと働ける会社であり続けることを願っています。
2004年4月の創業からちょうど13年。
スタートした時の想い、アンコールクッキーの企業理念。
・カンボジア人の手によって本当のカンボジア製品を作り出し、カンボジアを訪れる観光客に品質のいいカンボジア土産を提供すること
・援助という一方的に与える関係ではなく、若い人たちが自分の足で自立して生きていくためにカンボジアの人に働く場所を提供していくこと
・カンボジアの若い力がこれからの国づくり、カンボジアの未来へ貢献していけるようにするため、スタッフひとりひとりが夢と希望を持てる職場 環境を作り、カンボジアの若い人たちの可能性を広げていくこと
あの当時とはカンボジアの状況はだいぶ変わりました。スタッフの生活環境も経済的にだいぶ豊かになり、自分で商売を始める人たちもでてきて、自立していける力がついてきたことに心から喜びを感じます。
それと共に自分の活動の場も激変したシェムリアップではないのかなという気持ちが芽生えてきました。
これからは町から少し離れ、農村部で農村の地域活性と教育事業を中心に活動していきたいと思っています。
カンボジアの主要産業であるはずの農業が産業になっていない、産業というのであればそれに従事する人たちがしっかりと稼ぐことができ安定した事業として存在しなければならないのに、カンボジアでは農家=貧しい、そんな状況である農業の存在は
私がカンボジアに来たころと何ら変わっていません。
この10年で都市部が劇的な経済発展をとげているというのに。
農業事業への取り組みについてはまた別のブログで詳しくご報告させていただきたいと思っています。
マダムサチコのファーム生活
これからも自分の決断に覚悟と信念をもって進んでいきたいと思っております。
たくさんのお世話になった方々へブログでのご報告になってしまい大変申し訳ありませんが、これからのアンコールクッキーの活躍をぜひ見守って頂けたら幸いです。
昨年2016年6月1日から新しい経営陣を迎え、新たなアンコールクッキーとしてスタートし、私は経営からは離れ、アドバイザーという立場でアンコールクッキーに関わってきましたが、2017年4月30日をもちまして、アドバイザー職からも降りることになり、アンコールクッキーからは引退いたしました。
13年間アンコールクッキーを通してたくさんの方と出会い、たくさんの方に支えられて、ここまでやってくることができました。
特にシェムリアップの旅行会社の方々、シェムリアップ在住のたくさんの友人たちにはクッキーの創業の頃から同士のようにたくさんのアドバイスやサポートを頂きました。
皆様に育てていただいて今日までやってこられたことを心から感謝しております。この場を借りて皆様に心からお礼申し上げます。
アンコールクッキーは自分にとっては我が子のようなもの。
12年間、親としてクッキーに関わってきましたが、そろそろ子離れする時がやってきたのだと思っています。
数年前からの会社経営についての悩みが、この先のクッキーの目指す場所、ビジョンが見えなくなってきたことでした。
クッキーをこの先も継続し繁栄させていくためには、将来のビジョンの描けない私がトップにいては衰退していくだろうという危機感を感じていました。
大切なことは何か?本質は何か? いつも選択を迫られたときに自分自身に問いかけます。
大切なことはスタッフが安心して働ける会社が存続していくこと、クッキー社が繁栄していくこと。
創業者であるマダムサチコが会社にいることではなく、新たなステージにクッキー社を押し上げていける力のある人がトップに立つことが大切であると。
そして、数年かけてクッキーの次のステージを創ってくれる経営者を探し、ご縁あって今の経営陣に出会いました。
昨年6月の新体制スタートから、新たなブランドを立ち上げ、新たな商品や新たなマーケットに果敢に挑戦しているパワーは私にはないものであり、アンコールクッキーが次のステージへ上がっていくのだなと確信しています。
アドバイザーとしての任務が4月30日で終わり、私は社外の人間にはなりましたが、アンコールクッキー社がこれからも地域社会に愛され、お客様に喜ばれる商品を作り、スタッフが活き活きと働ける会社であり続けることを願っています。
2004年4月の創業からちょうど13年。
スタートした時の想い、アンコールクッキーの企業理念。
・カンボジア人の手によって本当のカンボジア製品を作り出し、カンボジアを訪れる観光客に品質のいいカンボジア土産を提供すること
・援助という一方的に与える関係ではなく、若い人たちが自分の足で自立して生きていくためにカンボジアの人に働く場所を提供していくこと
・カンボジアの若い力がこれからの国づくり、カンボジアの未来へ貢献していけるようにするため、スタッフひとりひとりが夢と希望を持てる職場 環境を作り、カンボジアの若い人たちの可能性を広げていくこと
あの当時とはカンボジアの状況はだいぶ変わりました。スタッフの生活環境も経済的にだいぶ豊かになり、自分で商売を始める人たちもでてきて、自立していける力がついてきたことに心から喜びを感じます。
それと共に自分の活動の場も激変したシェムリアップではないのかなという気持ちが芽生えてきました。
これからは町から少し離れ、農村部で農村の地域活性と教育事業を中心に活動していきたいと思っています。
カンボジアの主要産業であるはずの農業が産業になっていない、産業というのであればそれに従事する人たちがしっかりと稼ぐことができ安定した事業として存在しなければならないのに、カンボジアでは農家=貧しい、そんな状況である農業の存在は
私がカンボジアに来たころと何ら変わっていません。
この10年で都市部が劇的な経済発展をとげているというのに。
農業事業への取り組みについてはまた別のブログで詳しくご報告させていただきたいと思っています。
マダムサチコのファーム生活
これからも自分の決断に覚悟と信念をもって進んでいきたいと思っております。
たくさんのお世話になった方々へブログでのご報告になってしまい大変申し訳ありませんが、これからのアンコールクッキーの活躍をぜひ見守って頂けたら幸いです。