アンコールクッキーから農業に転身した『マダムサチコ』の カンボジア日記

カンボジア、世界遺産アンコールワットのある町シェムリアップで、カンボジアの女性たちの雇用の場を作ろうという想いから、2004年にお土産物屋『アンコールクッキー』を創業。12年間にわたり社長として事業を牽引し年商3億円の事業に発展させる。2016年にアンコールクッキー社の体制を変更し、新経営陣に運営を託し、新たな夢へ挑戦中。アンコールクッキーの原材料をカンボジア国内に追い求める中でたくさんの農家の人たちと出逢い、カンボジアの農業がなぜ魅力的な産業になれないのか、なぜ私たちの食を支えてくれている農家の人たちが選択肢のない貧しい生活を強いられるのか、カンボジアの主産業である農業をもうかる産業にできないのかという想いがわいてきて、40ヘクタールの農園をシェムリアップ近郊に所有し、農業の6次化によって出稼ぎにでなくても生まれ育った村で家族と共に暮らせる幸せを実現できる村づくりを目指して奮闘中。シェムリアップ暮らしも早18年目。すっかりカンボジア感覚になっている日本人の目線で、カンボジアからフレッシュな情報とカンボジアの日常をつづるブログ。

2017年05月

2004年4月に小さな一軒家のキッチンからスタートしたアンコールクッキーに区切りをつけ、新しいスタートを切ることにいたしましたことをご報告いたします。

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昨年2016年6月1日から新しい経営陣を迎え、新たなアンコールクッキーとしてスタートし、私は経営からは離れ、アドバイザーという立場でアンコールクッキーに関わってきましたが、2017年4月30日をもちまして、アドバイザー職からも降りることになり、アンコールクッキーからは引退いたしました。

13年間アンコールクッキーを通してたくさんの方と出会い、たくさんの方に支えられて、ここまでやってくることができました。
特にシェムリアップの旅行会社の方々、シェムリアップ在住のたくさんの友人たちにはクッキーの創業の頃から同士のようにたくさんのアドバイスやサポートを頂きました。
皆様に育てていただいて今日までやってこられたことを心から感謝しております。この場を借りて皆様に心からお礼申し上げます。

アンコールクッキーは自分にとっては我が子のようなもの。
12年間、親としてクッキーに関わってきましたが、そろそろ子離れする時がやってきたのだと思っています。
数年前からの会社経営についての悩みが、この先のクッキーの目指す場所、ビジョンが見えなくなってきたことでした。
クッキーをこの先も継続し繁栄させていくためには、将来のビジョンの描けない私がトップにいては衰退していくだろうという危機感を感じていました。

大切なことは何か?本質は何か? いつも選択を迫られたときに自分自身に問いかけます。

大切なことはスタッフが安心して働ける会社が存続していくこと、クッキー社が繁栄していくこと。
創業者であるマダムサチコが会社にいることではなく、新たなステージにクッキー社を押し上げていける力のある人がトップに立つことが大切であると。
そして、数年かけてクッキーの次のステージを創ってくれる経営者を探し、ご縁あって今の経営陣に出会いました。

昨年6月の新体制スタートから、新たなブランドを立ち上げ、新たな商品や新たなマーケットに果敢に挑戦しているパワーは私にはないものであり、アンコールクッキーが次のステージへ上がっていくのだなと確信しています。
アドバイザーとしての任務が4月30日で終わり、私は社外の人間にはなりましたが、アンコールクッキー社がこれからも地域社会に愛され、お客様に喜ばれる商品を作り、スタッフが活き活きと働ける会社であり続けることを願っています。

2004年4月の創業からちょうど13年。
スタートした時の想い、アンコールクッキーの企業理念。

・カンボジア人の手によって本当のカンボジア製品を作り出し、カンボジアを訪れる観光客に品質のいいカンボジア土産を提供すること

・援助という一方的に与える関係ではなく、若い人たちが自分の足で自立して生きていくためにカンボジアの人に働く場所を提供していくこと

・カンボジアの若い力がこれからの国づくり、カンボジアの未来へ貢献していけるようにするため、スタッフひとりひとりが夢と希望を持てる職場 環境を作り、カンボジアの若い人たちの可能性を広げていくこと

あの当時とはカンボジアの状況はだいぶ変わりました。スタッフの生活環境も経済的にだいぶ豊かになり、自分で商売を始める人たちもでてきて、自立していける力がついてきたことに心から喜びを感じます。
それと共に自分の活動の場も激変したシェムリアップではないのかなという気持ちが芽生えてきました。
これからは町から少し離れ、農村部で農村の地域活性と教育事業を中心に活動していきたいと思っています。

カンボジアの主要産業であるはずの農業が産業になっていない、産業というのであればそれに従事する人たちがしっかりと稼ぐことができ安定した事業として存在しなければならないのに、カンボジアでは農家=貧しい、そんな状況である農業の存在は
私がカンボジアに来たころと何ら変わっていません。
この10年で都市部が劇的な経済発展をとげているというのに。
農業事業への取り組みについてはまた別のブログで詳しくご報告させていただきたいと思っています。

これからも自分の決断に覚悟と信念をもって進んでいきたいと思っております。
たくさんのお世話になった方々へブログでのご報告になってしまい大変申し訳ありませんが、これからのアンコールクッキーの活躍をぜひ見守って頂けたら幸いです。

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懐かしい友と楽しくたくさん語って有難いな〜と思う夜。

人それぞれの価値観があり、人それぞれの人生がある。

正しいか正しくないか、それはその人それぞれが自分の背負う、自分の楽しむ人生をどうするかで決めること。正しさは人それぞれの価値観で決めればいいし、だれかに正しいとか正しくないとかきめてもらわなくてもいいのかな。

わたしがどんな決断をしても、大切な友人がどんな決断をしても、あなたがそう決めたならそれがベストなんだよって言いたいな。自分が決めた人生だから。

決断をすることは終点じゃなくて、決断をしたところから新たなスタートが始まる。新たなスタートだから、自分の思いでどうにでもできるから。

AとBとどちらがいいのかを迷うことではなくて、AでもBでもどっちでもいいんじゃないかな、それよりもどちらでもいいから選ぶことから始まるんだなと思います。
選ぶことは覚悟であり、新しい未来へのスタートだから。

自分の人生は自分で決められるからおもしろい。

大好きな人たちと逢いたい!って思えた時に逢おう!って決めたらあえるから。

自分が決めたら現実になる。

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